
介護のプロを目指す中で学ぶべきことは色々あります。前回の投稿では「あいさつ」を取り上げさせていただきました。
前回の投稿 介護のプロを目指す中で学ぶべきこと「あいさつ」
今回は歩行介助についてお話ししたいと思います。
歩行介助にはどんなものがあるでしょうか。
・横に並んで歩く
・横から一方の腕を支えながら歩く
・横から体を支えながら歩く
・前から両腕を支えて誘導する
また、片側にまひのある方に対してはまひ側に立つようにします。まひ側にいれば何か起きたときにすぐに支えることが出来ます。施設内のトイレや浴室、食堂など安全な場所で短い距離を移動するときなどは前から両腕を支えて誘導するといったやり方があります。
1.相手を誘導するときのコツ
誘導される側からすると、どこに何のために行くのかわからないまま誘導されると不安になりますよね。ですので、相手を誘導するときは、しっかりと目的や目的地を伝えてあげましょう。
良い例:お食事の用意が出来ましたので、食堂に行くのをお手伝いさせていただきます。
悪い例:いきますよ。
また、利用者様の中には椅子に座っている人や、ベッドに寝ている人もいます。そういった相手は必ず立ってから歩き始める体勢をつくることが大切です。ここでもしっかりと「では、きちんと立ってから歩き始めますよ」などのお声がけをし、歩き始める準備だと相手に伝えることが大切です。
立つ動作を待たずに歩き始めようとすると転倒する危険性がありますので、しっかりとお声がけと気配りを忘れないようにしましょう。
歩行する際、前に人がいたり、障害物があったり、段差や階段があったりと転倒の危険性のあるものが必ずあると思います。それらを見逃さず、丁寧な言葉で前もってお伝えすることも大切です。
良い例:前に段差がありますので注意しながらゆっくり歩きましょうね。
悪い例:段差があるので気を付けてください。
段差、階段、よけるときなどは、前もって相手に伝わりやす言葉で、お声がけしてくださいね。
最後に、杖や歩行器などを使って歩かれる場合は、歩く前に滑りやすくないか、杖などをしっかりと持つことが出来ているかなどをチェックしましょう。
私たちメディカルケアグループで働くスタッフは利用者様お一人おひとりにあわせて、「食事」「排泄」「入浴」「睡眠」、そして「歩く、座る、立つ」などが少しでもご自分できるような介護・看護・リハビリ・医療サービスが大切と考え「その人らしく」を支援しております。
また研修・教育・資格取得にも力を入れて一人ひとりが介護のプロを目指しております。介護にはケアや介助などまだまだ学ぶポイントが沢山ありますので、私たちと一緒に働きながらプロの介護福祉を目指していきましょう。
お気軽にご利用できる相談窓口がありますので是非ご連絡ください。
【連絡先】
奥村外科胃腸科 0776-33-1500
介護老人保健施設 ひかりケアホーム 0776-33-1600
特別養護老人ホーム ひかり苑 0776-64-3500
デイサービス・リハビリサポートセンター 木漏れ日ハウス 0776-64-3355
高齢者サポート うららの家 0776-33-2555
地域密着型介護老人福祉施設 泉の郷 0776-52-1300
ほやねっと明倫(福井明倫包括支援センター) 0776-33-5777
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