介護のプロを目指す中で学ぶべきこと「食事介助編パート2」

介護士の食事介助

介護のプロを目指す中で学ぶべきことは色々あります。
前回の投稿 介護のプロを目指す中で学ぶべきこと「食事介助編」

利用者様が一日を過ごす中で食事も楽しみの一つです。老化と共に認知能力が低下する利用者様もいると思いますが、いつまでも食事を楽しみの一つとしてもらうためにも、食材の説明などを取り入れながら食事介助を行いましょう。

1.メニューの説明と配膳に気を配りましょう
利用者様に美味しく食事を味わってもらうためにも、料理や食材の説明を取り入れることは大切です。刻みの食事やミキサーの食事の場合は特に気づかいが必要になります。また食器の衛生にも気を配り、温かい料理を配膳できるように心がけます。
・刻みの食事やミキサーの食事は特に説明を取り入れる
・御飯とみそ汁などは冷めやすいので、配膳のタイミングに気を配る

2.好物や苦手な料理、食事のテンポも相手に合わせることが大切
一人で複数の利用者様の食事介助を行う際、一人ひとり食べる能力が違いますので、会話を聞き会話を楽しみながら利用者様を観察しましょう。飲み込むタイミング、口に入れる食べ物の大きさ、お腹がいっぱいになったのかの確認は大切です。
・好き嫌いを確認しながら食事介助を行う
・食事を下げる際は、必ず声をかけて確認する
・飲み込む前に次の食事を口に運ばないようにする

3.食事をどこまで出来てどこまで介助するかを確認する
利用者様によって食事をする能力は違います。口元まで自分で持ってくることが出来るのか、口に入れることは出来るのか、口に入れてしっかり噛むことが出来るのか、、、しっかりとお声がけをしながら、確認しましょう。
お声がけの良い例
・「これは召し上がれますか?どうぞ、食べてみて下さいね」
・「こぼれても大丈夫ですからね」
お声がけの悪い例
・「食べられないのなら私がしてあげます」全てを介助しようとする

4.全てを介助する場合は、順番を必ず確認する
利用者様が食事を部分的に行う場合は、本人の食べたい順番と、食べ物を口に入れるタイミングや、ペースを大切にしながら食事を進めていきます。途中で食事が止まったり、次にどの食べ物を口に入れるか迷っている様子であった場合、「こちらの○○はどうでしょうか」としっかりお声がけをし、食事を促してみます。介護スタッフが全ての食事介助を行部場合は「○○から食べますが大丈夫ですか」など、どの順番から食べたいかを、確認しながら食事を進めることをおすすめします。

食事介助では箸ではなくスプーンを使う事が多いと思います。スプーンを使うと器にあたり音が鳴ると思います。あまり大きな音をたてないように、出来るだけ静かに食事介助が出来るよう音を和らげてあげることが大切です。また食事の際には、いい雰囲気の音楽などを流すことも一つの方法だと思います。
スプーンだと、次の食事を救う際に、前の食べ残しがあって、味が混ざりやすくなりますので、一回の食事で三本のスプーンを用意し、料理ごとに使い分けてみるのもいいかもしれません。

食事の一つをとっても、利用者様一人ひとりに、好き嫌い、食べる量、食べるテンポ、など様々です。利用者様は食事を生活の楽しみの一つとしておりますし、励みになりますので、プロの介護士として一人ひとりをしっかりと確認し、その人たちに合った食事の介助を行うことが大切です。

私たちメディカルケアグループで働く介護スタッフは利用者様お一人おひとりにあわせて、「食事」「排泄」「入浴」「睡眠」、そして「歩く、座る、立つ」などが少しでもご自分できるような介護・看護・リハビリ・医療サービスが大切と考え「その人らしく」を支援しております。

また研修・教育・資格取得にも力を入れて一人ひとりが介護のプロを目指しております。介護にはケアや介助などまだまだ学ぶポイントが沢山ありますので、私たちと一緒に働きながらプロの介護福祉を目指していきましょう。

お気軽にご利用できる相談窓口がありますので是非ご連絡ください。
【連絡先】
奥村外科胃腸科 0776-33-1500
介護老人保健施設 ひかりケアホーム 0776-33-1600
特別養護老人ホーム ひかり苑 0776-64-3500
デイサービス・リハビリサポートセンター 木漏れ日ハウス 0776-64-3355
高齢者サポート うららの家 0776-33-2555
地域密着型介護老人福祉施設 泉の郷 0776-52-1300
ほやねっと明倫(福井明倫包括支援センター) 0776-33-5777

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